農機具編
千把(せんば)こき
かりとったイネからもみをとる道具です。イネの穂(ほ)を細い歯(は)の間に入れて引き、一度にもみをかきとりました。
足ぶみ脱こく機
足でペダルをふんでドラムをまわし、脱こくしました。
唐(とう)み
千把こきや足ぶみ脱こく機で出したもみをふるいにかけて、できたもみをよく実ったものと、しいな(実っていないもの)に分けました。
もみすり機
実ったもみをもみがらと玄米(げんまい)に分ける機械


万石(まんごく)
あみの目の上から穀物(こくもつ)のつぶを流し、よいつぶとわるいつぶにえりわけました。
びく・卵あつめ・四つ目かご
おかいこのくわの葉をびくに入れました。使い道によっていろいろなかごがありました。
わらぞうりづくり台
足にかける代わりに台にかけてわらぞうりを作りました。
まぶしあみ台とまぶしおり機
わらを使ってまぶしをあむのは冬の夜なべしごとでした。
さつまいもくだき
家畜(かちく)のえさにするいもやかぶを小さく切りきざむために使った道具です。
いも切り機
いもをうすく切ってかんそういもを作りました。
台ばかり

棒(ぼう)ばかり
てんびんを利用したはかりです。

背おいばしご
荷物をつけて背負いました。たきぎ取りなどによくつかわれました。山道やせまい所は人間の力で背負って運びました。
麻溝小学校には、地域のみなさんから寄贈していただいた昔の農機具があります。